仮想通貨「取引所」と「販売所」の違い


bitFlyerはモナコイン販売所だけど、Zaifはモナコイン取引所。何となく意味は、分かるような気がするけど、あまりよくわからない「取引所」と「販売所」の違い。もし知らなかったら、微妙に損してるかもしれないので、この機会に違いを理解しましょう。

ここはモナコイン掘るブログなので、モナコインを例に話をしたいと思います。
販売所としてbitFlyer、取引所としてZaifを例に挙げています。

取引所とは

その名の通り、取引を行う場所です。
取引は、売りたい人と買いたい人がいて初めて成立します。
取引所というのは、この売りたい人と買いたい人の仲介を行う場所という事になります。
また、仮想通貨の価格というのは、この取引が成立した時の価格を表しています。

取引所の画面には、必ず板情報というものが表示されています。
これはZaifの取引画面ですが、この画面には、買いたい人の注文と、売りたい人の注文が並べられています。取引所では、基本的にこの画面を見ながら取引を行う事になります。


画面の見方ですが、左側には売り注文、右側には買い注文が並べられています。
真ん中の列は、気配値といわれるもので、いくらで注文が入っているのかが表示されています。
取引所の売買では、注文が入っている数しか売ることもできなければ、買うこともできません。
売買できるかどうかは、注文次第という事になります。

販売所とは

販売所というのは、販売所が価格を決めて販売を行う場所になります。
今回の例でいえば、bitFlyerが決めた値段でモナコインを買うことになります。

この画像は、bitFlyerのモナコイン販売所の画面になります。
取引所には有った板情報はなく、購入価格と売却価格が表示されているだけです。
取引所に比べて、販売所は極めてシンプルで、この表示されている金額で売るか買うかという事だけになります。

画像を見てもらえればわかりますが、購入価格は1546.766円なのに売却価格は1365.424円となっており買った途端に売ると181.342円損をすることになります。この差額をスプレッドといい、スプレッドが小さい販売所程良い販売所といえると思います。スプレッドの幅は、固定ではなく、取引所での値動きが激しい時は、大きく広がり、値動きが少ない時には小さくなる傾向にあります。

何が違うのか?

大きな違いは取引をしている相手が違うという点です。
取引所では、取引をしている相手は、注文を出した誰かですが、販売所では、取引の相手は、販売所そのものです。

取引所のZaifでモナコインを買うと、売り注文を出したAさんから、買い注文を出したBさんにモナコインが移動し、仲介したZaifから0.1%の手数料が取られます。

販売所のbitFlyerでモナコインを買うと、bitFlayerが提示した価格で、bitFlyerからモナコインを購入することになります。

取引所のメリットデメリット

メリット

取引所のメリットは、スプレッドがなく手数料が安いという事です。
例えば、1500円でモナコインを買っても1500円でモナコインを売ることができます。
この売買にかかる手数料は、わずか1.5円です。

デメリット

最大のデメリットは、狙った価格で注文が通るとは限らないというところでしょう。
実際に板情報を眺めてもらえばわかると思いますが、取引所の売買では、価格が目まぐるしく変化するため、狙った価格で取引をするのは困難です。

1500円で1000モナコインの買い注文をしても、その値段で売ってくれる人がいなければ、買うことはできません。注文を出してる間に、どんどん価格が上がっていき、結局買えたのが1600円なんてはめになることもあります。

価格を指定しない成り行き注文もできますが、1000モナコインの買い注文が成立するのにいくらかかるのかは、もはや運任せになってしまします。

販売所のメリットデメリット

メリット

販売所のメリットは、販売価格で確実に買える(または売れる)という事でしょう。
取引所のように、指値で売買してくれる人を待つ必要もなければ、成り行きでいくらかかるかわからないなんてこともありません。

1モナコインの販売価格が1500円なら、100モナコインでも1000モナコインでも同じ価格で買うことができます。

Zaifなどの取引所では、モナコインの取引の単位が1モナコインですが、販売所なら0.01モナコインなどといった細かい単位でも買うことが可能というのもメリットの一つでしょう。

デメリット

デメリットは何といっても、スプレッドの大きさでしょう。
買った瞬間にスプレッド分マイナスになってしまうので、短期間で利益を出そうというような場合は、かなり不利な状態になります。

結局どっちがいいの?

短期間で利益を出したい場合は、間違いなく取引所がいいでしょう。

流通量が少ない仮想通貨を大量に買ったり売ったりしたいという場合は、販売所で売買するのがおすすめです。

流通量が少ない仮想通貨を大量に買ったような場合、自分自身の買い付けが原因で一時的に価格が上がってしまう場合があるため、取引額によっては、そのあたりの事情を考慮しなければならないでしょう。

取引所と販売所のメリットデメリットを比較して、時と場合によって使い分けるのが正解です。