GPUをオーバークロックしてハッシュレートを上げる方法

2017年12月14日


GPUをオーバークロックする事で、追加の投資なしで簡単にハッシュレートを上げることが出来ます。新しいビデオカードを買うのはちょっとという方は、試してみるといいかも。

オーバークロックとは

GPUの動作クロックを規定の値より引き上げて、より高い性能を得ることです。車のエンジンで言えば、エンジンの回転数をレブリミットよりも引き上げて稼働させる様なイメージ。

昔はオーバークロックするには、かなりPCについて詳しい知識がなければならず、電源や電圧の制御など、職人的な調整も必要で、かなり敷居が高かったのですが、今はオーバークロックツールで誰でも簡単にオーバークロックを行うことが出来ます。

どれぐらい性能が上がるのか?

オーバークロックを行うと、どれくらい性能が向上するのかを表にまとめました。
GTX1070をオーバークロックした際のコアクロック数とハッシュレートの値です。

クロック数 ハッシュレート
1500MHz 30.69MH/s
1600MHz 32.61MH/s
1700MHz 34.36MH/s
1800MHz 36.46MH/s
1900MHz 38.07MH/s
2000MHz N/A

2000MHzにも挑戦してみましたが、クラッシュしてしまいました。。。
このように、オーバークロックを行うと、オーバークロックを行った分だけハッシュレートが上がっているのがわかると思います。

 

オーバークロックをしてみる

てなわけで、そんな魅力的なオーバークロックの世界へ足を踏み入れていこうと思います。

注意点

オーバークロックは、メーカーが動作保証していない行為になるので、何か起きた場合は、保証が効かない場合があります。

また、オーバークロックを行うと、PCの動作が不安定になり、クラッシュする場合があります。最悪の場合、PCが壊れる事がある(希ですが)ので、ここから先は全て自己責任で行いましょう。

オーバークロックツールのダウンロード

今回はMSI Afterburnerというツールを使います。

このサイトから「ダウンロード->ユーティリティ->MSI Afterburner」とたどっていくとダウンロードできるのですが、正直わかりづらいので、めんどくさい!という人は、以下のリンクから直接ダウンロードしちゃってください。
http://download.msi.com/uti_exe/vga/MSIAfterburnerSetup.zip

インストール

ダウンロードしたらzipを解凍し、中にある「MSIAfterburnerSetup440.exe」をダブルクリックして、MSI Afterburnerをインストールします。

起動

インストールされたMSI Afterburnerを起動してみましょう。

起動するとこんな画面が出ると思います。
左側に現在のGPUクロック、右側にGPUの現在の温度が表示されています。

この画面では、GPUクロックは1809MHzになっていることがわかります。
GTX1070の定格クロック数は1500MHzですが、GPUの負荷が上がると自動的にオーバークロックを行うBoostモードというのが搭載されているため、すでに1800MHzまでオーバークロックされています。

じゃ、オーバークロックなんかしなくていいじゃん!
ってなるかもしれませんが、このboostモードは、あくまでメーカーが設定したこれぐらいまでならオーバークロックしても動作に問題ないという値です。

今回のオーバークロックは、メーカーが保証していない、動作に問題が起きるかもしれないクロック数までオーバークロックを行います。

オーバークロック

では実際にオーバークロックしてみましょう。
ここから先は、自己責任!間違いなくPCがクラッシュするので、消えては困るデータは保存しておきましょう!
といってもやり方は極めて簡単で、Core Clockのスライドバーを右に動かすだけです。

スライドバーを動かしたらチェックボタンを押してオーバークロック完了です。


スライドバーの値は、MHzなので+100なら+100MHzのオーバークロックになります。
実際のクロック数は、クロック倍率などの関係で指定した値とピッタリにはなりませんが、だいたい想定した値になると思います。ccminerのコンソール画面を見ると、ハッシュレートが上がっていることも確認できると思います。

どこまでオーバークロックできるのかは、GPUの個体差によるところが大きいので、自分のGPUが何処までオーバークロックできるのかは、試しながら探っていくしかありません。
良い個体であれば、かなり高いクロック数でも安定して動くものもあるので、そんな個体に当たればラッキーですね。

オーバークロックの限界を高めるテクニック(?)もありますが、それはまた別の機会にでも……。