マイニングマシンがクラッシュする原因

マイニング用にGPUを増設していくと、PCがなぜかクラッシュするという悲劇に見舞われると思います。PCがクラッシュする原因についていくつかの原因を上げてみたので、原因追及の参考にしていただければと思います。

原因1.熱暴走

GPUが1枚の時は大丈夫だったのに、GPUの数を増やしたら長時間稼働できなくなった。
GPUのファンの音がすごくうるさい。などの場合は、熱暴走が疑われます。

熱暴走とは、CPUやGPUが高温になりすぎることで、制御が効かなくなり、正常な処理が行えなくなってしまう状態を言います。マイニング中はGPUをフル稼働させているので、どうしても温度が高くなります。

熱暴走が疑う場合、まずGPUの温度が何度になっているのかを知る必要があります。
そこで役に立つのは、GPU-Zというソフト。GPUの温度はもちろん、動作クロック、使用メモリ、などもわかる

GPU-Zをインストールしたら、Sensorsタブから「GPU Temperature」の項目を確認する。
この値が90℃を超えているようなら、熱暴走の可能性が高いといえるでしょう。

対策

原因が熱暴走であれば、対策はGPUの温度を下げるしかありません。
もっとも簡単な方法はPCの蓋を開けて風邪を送り込んだり、室温を下げたりすることです。
この状態で、GPU-Zを使い、GPUの温度が下がっていることが確認出来たら、しばらく運用して様子を見てみましょう。

あとは、CPUの動作クロックを落とし、消費電力を下げる方法がありますが、こちらの方法は、他の原因でPCがクラッシュしている場合との原因の切り分けが難しくなるので、原因が熱暴走と確定している場合に、試してみましょう。




原因2.グラフィックドライバのバグ

よくわからない、不定のタイミングでPCがクラッシュするような場合、グラフィックドライバの不具合が原因のことも考えられます。
もしご自身のグラフィックドライバが最新でない場合、グラフィックドライバが原因かもしれません。

対策

もしご自身のグラフィックドライバが最新でない場合、nVidiaのサイトに行き、最新のグラフィックドライバをダウンロードしてきましょう。

注意点として、グラフィックドライバをインストールする際は、マイニングを停止しましょう。
ダウンロードしたグラフィックドライバをインストールしたら、一度PCを再起動して、再度マイニングを再開して様子を見ます。

もし、グラフィックドライバが原因だった場合、この対応で安定動作するようになるでしょう。

原因3.電源ユニット

意外と見落とされがちな原因に、電源ユニットの問題があります。
発熱は問題ないのに突然PCがクラッシュする、クラッシュする際に大きな音がする、普段よりファンの音が静か、などの場合、電源ユニットに問題がある可能性を疑いましょう。

マイニングでは、GPUを限界まで使用しているので消費電力が大きく、電源ユニットに大きな負担がかかります。
電源ユニットに大きな負荷がかかると、電源ユニットの性能によっては、供給される電力が不安定になり、PCをクラッシュさせる原因になります。古い電源ユニットの場合、中のコンデンサなどが劣化して仕様通りの性能が出ていない場合もあります。

まず、ご自身のPCの消費電力をワットチェッカーなどで測り、PCの電源ユニットの出力の値と比較してみましょう。もしこの値が高い場合(80%以上)、または、1つの系統からたくさんの分配をしている場合などは、クラッシュの原因が、電源ユニットの問題である可能性があります。

対策

電源ユニットが問題の場合、消費電力を抑えることで問題が解決します。
GPUを1枚減らす、動作クロックを下げる、などを行えば、ひとまず消費電力を抑えられるので、この状態で様子を見てみましょう。

とはいえ、GPUを減らしたり、動作クロックを下げるというのは、マイニング性能の低下に直結するため、あまり行いたくないところ。
電力を大量消費するマイニングでは、電源問題は必ずついて回る問題。
電源ユニットが原因だった場合、いっそ高性能な電源ユニットに買い替えた方が良いかもしれません。